ごあいさつ

佐々木彩

・武蔵野音楽大学卒

・音楽教員免許

・音楽と子どもの発達のためのscioltamente音楽教室主宰

理事長あいさつ

皆さま、はじめまして。
リワールドユニティ理事長の佐々木彩と申します。

私は音楽大学を卒業後、ピアノの講師として働いておりました。
そんな私がなぜこの団体を立ち上げたかと言いますと、原因不明の体調不良により、足が動かなくなり、数ヶ月の車椅子生活を経験したことが事の発端です。

後に、調べてみたところによると、私の身体の機能が停止しかけていた、ということがわかりました。
体温が33.8まで下がり、血圧は上が70台、生理は年に1、2回と、全ての機能が低下していました。
子供の頃は体温は高い方だったので、年々下がっていたのだと思います。

1番大変だった時は、身体も動かず精神も病んでいた時です。
そんな中何食わぬ顔で車椅子に乗りながら仕事をすることはとにかく苦痛でした。

なぜ、私がこのようなことになったのかというと、けして不摂生をしていたわけでもなく、身体が弱かったわけでもありません。
環境の変化によって知らず知らずのうちに蝕まれていただけでした。
環境の変化というのは、私が生まれてからの環境の変化ということではなく、人間にとっての環境の変化ということです。

人間が生きていくための環境としては、現代はストレスが多くなってしまっています。
精神的なストレスだけではなく、身体が感じるストレスもあります。
夜でも明るい環境、化学物質の蓄積による身体への影響、SNSやネットからの情報過多、車の普及による運動不足、食の変化による栄養不足etc…

一つ一つはそうでもなくても、集まればかなりのストレスになります。
環境の変化によって積み重なっていくストレスによって、私の身体と心は悲鳴を上げていきました。

最近で言いますと、5Gが新たな変化としてあげられます。
人間の身体にとって、何がストレスになるのかといえば、もう現代ではあげればキリがありませんので、全てを無しにすることは不可能です。
なので、5Gを反対しているというよりも、これからの環境の変化一つ一つに、自分で自分の身体を守っていく知識と方法が必要だと思ったのです。

知識を身につけ、自分に合った方法を見つけ出し、今では低下していた機能も通常に戻りました。
5年はかかりましたが、私のようになる前に対策を取っておけばそんなに長くはかかりません。

病気ではないけど何か不調を抱えている方や不調の自覚はないという方も早めの対応をおすすめします。
そして、これからの時代ますます変化していく環境の中、心配なのは子供達です。
食の変化と遊びの変化は子供達の成長に大きな影響を与えてしまっています。
このまま大きくなった時に1番大変な思いをするのは子供達です。
そうならないためにも、今から自分の身体と心を守る術を身につけて、充実した日々を送ってほしいと思っております。

工藤智恵美

副理事長あいさつ

リワールドユニティ副理事長の工藤智恵美と申します。
どうぞよろしくお願いいたします!

当団体設立前、私と理事長佐々木はボロボロの状態で、私たち2人はたまたま知り合ってから割とすぐにそれぞれ限界を迎えることになりました。
彼女は突然歩けなくなり、私は自殺未遂をして当時の仕事を辞めることにしました。

私は小学生の頃から不登校で、アトピーや起立性調節障害、うつ状態に悩まされており、中学校は数えるくらいしか行けませんでした。通信制高校に入ってからも良くはならず、自殺未遂をして入院。そこでうつ病との診断、そして軽度の学習障害(LD、算数分野)を持つことが判明しました。退院後、病院で認知行動療法を受け、なんとか高校に復帰。就職までできたものの、半年で適応障害になり、復帰するも、数年で前述の通り、仕事を辞めました。

そんな状態でもなんとか生きていくことができたのは、彼女の存在が私の人生に多大な影響を与えたからです。
彼女の母であり看護師でもある理事メンバーとよく3人で集まり、どうしたら今のこの悪い状況から良くなれるのか栄養やホルモンの働きなど勉強したものです。
勉強し食事の工夫など努力しながらだんだん元気を取り戻していく最中、3人集まったある日、彼女から提案されることになります。
「団体作らない?」と。
私は「いいよー(*´∀`)b」って軽く返事をしました笑
それがリワールドユニティの始まりでした。

なんだか、一緒に人生を賭けるつもりでやってみようと思えたのです。
どうせ人は死ぬんだから、難しそうなことをやってみてもいいんじゃないかと笑

学校に行くことも、仕事もできなかった自分ができることはあるんだろうか?
自分の良いところや強みはなんだろう?
自分が嫌なこと、好きなことはなんだろう?
それまでわからなかった眠っていた自分がようやく息を吹き返してきたことを感じ取ったから、その先に希望を見たのだと思います。

エリクソンが提唱した、青年期におけるアイデンティティの獲得の課題。
有名なので、みなさんなんとなくわかるかもしれませんが、これ、実はすごく難しいんじゃないかなと思うんです。
私のように社会人になっても、なんのために生きているのか、なんのために仕事をしてるのか、そもそも自分って何がしたいんだろう?ってわからない方は多いんじゃないかと思うんです。

アイデンティティや精神面だけでなく、体調の悪さも人によって原因は違いますし、私と理事長も身体も性格も特性も全く違うタイプでした。
「違う」ことを認め合い、お互いが良くなるようなコミュニケーションが取れたら、人間はもっと成長できるのではないかと思い、私達は団体を作りました。

小さいお子さんから学生さん、保護者の方、社会人の方、色んな立場の方が集まって友達になれたら良いなと思っています!
あの頃ボロボロだった私は今、しっかりご飯も食べて、寝て、仕事も充実しており、この「リワ」をさらに発展させていきたいねと、仲間と楽しく過ごせています。
自分やお子さんの体調が気になる方がもしいらっしゃいましたら、見て見ぬふりではなく、その疑問を解読する旅へ出発してみましょう!
人生を180度変えるきっかけになるかもしれません。